概要
名称
一般社団法人日本卵子学会
Japan Society for Ova Research (JSOR)
学会について
卵子は生命の源泉でありその巨大な細胞内に他細胞には有さない無限の可能性を秘めています。 日本卵子学会はヒトおよび哺乳動物の卵子を研究対象の核とし、配偶子形成、受精、胚発生、着床および遺伝や環境要因が関わる生命の連鎖に関する基礎および臨床研究のテーマを包括的に議論する学術団体です。
哺乳動物の卵子研究は、モデル動物であるげっ歯類に始まり、その後、家畜の効率的生産を目指した生殖技術へと発展しました。 これらの知見が基盤となり、生殖補助医療が萌芽し現在幅広く普及するに至っています。 当学会はこの歴史的な背景を踏まえ、基礎・臨床を問わずこれらのテーマに興味を持つ幅広い分野からの人材を会員として受け入れています。
卵子学の研究から拡がる基礎・臨床的な研究支援とそれらを担う人材の育成は当会の重要な使命です。 当学会での多様な専門性を有する会員間の学術交流は新しい科学・医療の基盤を創出する力を有し、今後とも生命科学と医療の発展に貢献してまいります。