一般社団法人 日本卵子学会

研究助成

日本卵子学会 研究助成募集について


日本卵子学会学術委員会では、会員が主体となり行う配偶子、生殖内分泌、生殖医療に関する研究に対し、助成事業活動を開始しました。奮ってご応募ください。

令和 7 年度 日本卵子学会研究助成金 応募要項

1.目的

日本卵子学会が主体となる学術的基礎・臨床研究の推進を目的として、助成金事業を行います。

2.応募概要

配偶子、生殖内分泌、生殖医療の分野に対し、研究助成を行います。
助成金額 : 50 万円(研究期間 2 年間で)


採択課題数: 2件
応募には以下の条件をすべて満たす必要があります。

A) 研究代表者が所属する施設が研究組織の代表施設であること。

B) 申請者のグループが他の競争的研究費で採択されていないオリジナリティーのある研究が望まれる。

C) 2 年以内に研究を完遂できること。

D) 臨床研究の場合は、研究倫理審査の承認を得ること。


本研究助成への応募は、研究倫理審査の承認前でも可能であるが、研究助成の審査の際に研究倫理審査承認の有無を考慮することがあります。

3.応募資格

申請者(研究代表者)は、応募時に40歳未満の日本卵子学会会員(在籍1年以上)であること。
同じ研究室の連続採択は原則として不可であるが、回数の制限はないものとする。

4.対象領域

配偶子、生殖内分泌、生殖医療に関する分野の基礎・臨床研究を対象とします。

5.募集期間

令和 7年 6 月 1 日(日)~令和 7 年 8 月 31 日(日)

6.応募方法

以下の資料を日本卵子学会までご提出ください。

1)申請書(様式1)

2)研究計画に関わる書類一式 (臨床研究の場合は、当該施設の研究倫理審査委員会に提出した書類一式)

3)臨床研究の場合は、同意文書およびその他の説明文書等の資料

4)研究の実施主体となる研究組織に関する資料 (様式2)

5)研究倫理審査委員会の承認が得られている場合は、研究代表施設および協力施設における施設研究倫理委員会での研究承認を確認できる書類

6)利益相反状態に関する資料(様式3)


応募書類提出先
〒100-0003 東京都千代田区1-1-1 パレスサイドビル7階
(株)毎日学術フォーラム内 一般社団法人日本卵子学会 宛
簡易書留もしくはレターパック等、必ず記録の残る方法にてご郵送ください。

7.研究助成金の交付

1)令和 7 年 10月頃

2)間接経費(オーバーヘッド)は免除とし、免除に関して申請書が必要な方は様式4を事務局まで送付してください。

8.助成期間

令和 7 年 10 月~令和 9 年 10 月の 2 年間

9.研究報告等

受賞者には、研究開始後 2 年までの間に最終報告をご提出いただきます。また、原則として、研究成果は日本卵子学会学術講演会で発表し、JMORまたはRMB誌への投稿をしていただきます。学術誌掲載の際には、謝辞の中に、必ず日本卵子学会から助成金を受けていることを明記してください。

10.知的財産権について

本助成金にて実施された研究から発生した知的財産権については、実施した施設に帰属しますが、最終報告書において報告をお願いします。

11.秘密保持について

本助成金の申請書に記載された事項に関しては、秘密情報として取り扱われ、申請者らの許可なく第三者に開示されることはありません。

問い合わせ先

 日本卵子学会事務局
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 7階 (株)毎日学術フォーラム内
ホームページ:https://jsor.or.jp 
「日本卵子学会お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。
お電話では受付しておりません。
会員歴は 会員限定マイページ〉会員メニュー〉登録情報閲覧 よりご確認ください。

【指定様式は以下よりダウンロードしてください】

様式1 研究助成金申請書
様式2 研究の実施主体となる研究組織に関する資料
様式3 利益相反に関する自己申告書
様式4 助成金管理に係る間接経費免除のお願い

【内規】

・同じ研究室の連続採択は原則として不可であるが回数の制限はないものとする。

・選考委員会は、学術委員より構成され、学術委員長を選考委員会委員長とする。

・理事会での報告・了承を経て、受賞が決定される。

・営利企業所属の研究者の採択は不可とする。

・クリニック所属および派遣の培養士の採択は可能とする。

・申請言語は日本語のみとし、日本の研究施設を対象とする。

受賞者

2025年度

1) 松岡 基樹(奈良県立医科大学)

「抗アンドロゲン作用を用いた子宮内膜症からの次世代卵巣保護戦略」

2) 名古 満(ローズレディースクリニック)

「非視覚オプシンを介したヒト精子受精能の分子基盤解明」

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