一般社団法人 日本卵子学会

理事長挨拶

久慈直昭 一般社団法人日本卵子学会
理事長 柏崎直巳

 2021年度第4回理事会におきまして理事長を拝命致しました柏崎でございます。微力ではございますが、日本卵子学会のさらなる発展に向けて、全力で取り組む所存でございます。

 本学会は、人類及び動物の生殖に関する基礎的及び臨床的研究について、研究業績の発表、知識の交換、情報の提供等を行い、もって学術の発展と人類の福祉と健康に寄与することを目的に、研究成果発表の場である学術集会の開催や機関誌の発行事業等を行なっております。さらには生殖補助医療胚培養士の育成及び認定に関する事業にも取り組み、20年の歳月を重ねてまいりました。この間、日本の社会では少子高齢化が進み、さらに私たちの生活に大きな変化をもたらしたCOVID-19パンデミィックとも重なり、この少子化は急激に加速し大きな社会問題となっております。本学会が研究対象としている生殖科学は、この少子化問題とも深く関連しており、また、本学会の「生殖補助医療胚培養士の育成・認定」事業は生殖補助医療に大いに貢献しております。このように本学会の事業は、その社会的意義が増しております。本学会はこの少子化問題の解決に貢献し、さらに質の高い生殖補助医療にも貢献するべく、生殖科学に関する適切な情報を発信していきたいと存じます。また、このような本学会の事業活動は、COVID-19パンデミィックの影響を克服し、より活発となるように運営組織の強化と事業の改善にも取り組んでまいります。そして、会員の皆様のご要望とご期待に応えられるように努めてまいります。何卒、皆様のご支援,ご協力の程,お願い申し上げます。

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